2021-01-01から1年間の記事一覧

酒の代替としての炭酸水

私は酒が好きだ。 特にビールが好きで、週1回は自分へのご褒美にロング缶を買っている。 酔いたい日には、ビールのほか、鬼レモンやストロングゼロなど、アルコール度数が高めのチューハイを飲むこともある。 今は週1程度の飲酒習慣を定着させつつあるが、…

マスクとマナー

今週のお題「花粉」 2月の終わりから、鼻づまりと目のかゆみが酷い。 今年の花粉はひどく、くしゃみも止まらない。 時節柄、くしゃみによる飛沫にはひときわ敏感なため、マスクの上から鼻と口を覆ってくしゃみをするのだが、外でくしゃみをしてしまうといつ…

「雛祭り」とジェンダー規範(「82年生まれ、キム・ジヨン」を読んで)

今週のお題「雛祭り」 女の子の健やかな成長を願う桃の節句「雛祭り」 「雛祭り」は結婚式を模したもので、将来素敵な結婚ができるよう願いを込めて、お雛様が飾られる。 「片付けが遅れれば婚期が遅れる。」なんてことも言われ、見方を変えると、幸せな結婚…

「うっせぇわ」と「尾崎豊」の異同

「うっせぇわ」という曲が話題になっている。 https://www.youtube.com/watch?v=Qp3b-RXtz4w&feature=emb_logo この曲をめぐって、賛否両論盛り上がっており、以下の記事読んだ。 「『うっせぇわ』は子どもに歌わせない」という親たちに伝えたいこと(島沢 …

普通の客体化・面白さという評価軸

おとといEテレの番組「SWITCHインタビュー 達人達」を見た。 初めて見る番組で面白かったので、感想をまとめておきたい。 元・吉本興業の「伝説の広報マン」で現在「謝罪マスター」として活躍する竹中功。教育に漫才を取り入れ不登校ゼロを目指す名物校長・…

土日以外で休むなら何曜日?

2月23日は「天皇誕生日」ということで休みだった。 令和になって2度目の「天皇誕生日」ではあるものの、いまだにピンときていない。 令和も3年になるというのに、まだ平成の残像のただなかにいるのだろうか。 さて、今回はキャッチーなタイトルをつけてみ…

コロナ禍の自己管理(私生活面)

お題「#この1年の変化 」 前回、仕事面での「コロナ禍の自己管理」*1をまとめたが、今回は私生活面でまとめたい。 新型コロナウイルス感染症によって、私生活もがらりと変わった。 いや、より正確に言えば、傍から見た生活はそんなに変わっていないのだが、…

コロナ禍の自己管理(仕事面)

お題「#この1年の変化」 あらゆる場面で新型コロナウイルス感染症の影響を受けたこの一年、改めて自己管理能力の低さを痛感した。 夏休みの宿題は、24時間テレビが放送される時期からとりあえずやらなければならないという意識を抱きつつも*1手につかず、焦…

「告白」と事実の物語化

今週のお題「告白します」 「告白」とは、「 秘密にしていたことや心の中で思っていたことを、ありのまま打ち明けること。また、その言葉。「罪を告白する」」*1とされている。 「罪を告白する」のほかにも「愛を告白する」、「過去を告白する」といった形で…

「ストリートレベルの行政職員」のジレンマから生じる差別問題

以下の記事を読み、SNSでも話題になっていたため、考えを整理しておきたい。 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6022839dc5b6d78d4449d1f4 日本人とバハマ人との間に生まれたドレッドヘアの男性が警察官から職務質問を受ける様子を撮影した動画…

バレンタインデーの社会的機能

今週のお題「チョコレート」 バレンタインデー、それは年に一度、 女性が思いを告げることができる日。 女性から男性に想いを伝えることが忌避されるようなジェンダー規範が強かった時代、女性の想いを行動にかえるきっかけを与えるものとして、機能していた…

森氏の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長辞任によせての雑感

私にとって、昔から森氏の印象はあまりよくなった。 森氏が首相だったのは20年前。 有事の報告を受けたにもかかわらず、ゴルフを楽しんでいたことでバッシングを受け、辞任に追い込まれたという記憶が朧気にある。 改めて事故の記事を読むと、アメリカ海軍の…

マウンテイングとは:「意識のリボン」を読んで

「意識のリボン」を読んだ。 意識のリボン | 綿矢 りさ |本 | 通販 | Amazon 8つの短編から成り、全体を通して、小説というよりエッセーのような印象を受けた。 多くの話は、主人公の見た世界を、主人公の視点でひたすら書き連ねられているというもの。 い…

電車遅延と「うるさい日本の私」

私は通勤で電車を利用している。 先日電車が遅れ、定刻を過ぎての出勤となった。学生時代は遅刻の言い訳ができると、電車の遅延を喜んだものだが、今となっては事情のある遅刻であっても、出勤後、通勤時間は私と同じくらいなのにすでに出勤している人を見る…

【ネタバレ注意・読書感想文】僕は模造人間

久しぶりに小説を読んでみた。 僕は模造人間 (新潮文庫) | 島田 雅彦 |本 | 通販 | Amazon 自意識をこじらせて周りから奇行とみられるような行動をし続ける少年の青春小説である。 30年以上前にかかれた本であるものの、独りよがりな理屈をこねまわす主人公…

「くたばれ、正論」:レッドブルの広告に対する雑感

「くたばれ、正論」と題された広告が、1月11日の読売新聞の広告欄に掲載され、ネットで話題になっている。 引用すると以下の内容だ。 くたばれ、正論 この世の行き過ぎた正しさが、君の美しいカドを丸く削ろうとする。正しすぎることからは、何も生まれない…

「雪」をめぐる大人と子どもの分岐点

今週のお題「大人になったなと感じるとき」 年末年始の連休後、5連勤を経ての休日、近所を散歩した。 晴れてはいたが、風が強く、寒さがダウンジャケットを通して全身に突き刺さった。 日本海側では大雪らしい。 私の住む地域はそれほど雪が降らず、この冬…

はじめての投稿

ふとした瞬間に何かを文章にしたためたいという気持ちに見舞われる。目まぐるしく進む日々に飲み込まれないよう、思索にふけりたくなるときがある。そんな思いが臨界点に達した時、決まってブログを開設する。 これまで、数回、ブログを開設しては三日坊主に…